父の日

なんとワタクシも行事担当でしたの。
母の日が盛大だったので、それより見劣りするわけには行かない。
男性利用者さんにも失礼だし。

ってことでぇ。
昼食を何にしようか、大変だったんですよ決めるの。


先ずはカードの話。
男性は各階3人なんです。だから3枚作るわけ。
中身は母の日同様、他のスタッフさんが考えてくれるから、私は台紙を作る事に。

・ナニゲにカード材料費は自腹なので、あんまし費用を掛けたくない。
・該当利用者さんは、カードを開いて、中身を読んで、「わー♪」って言って頂けるようなクリアさに欠ける。
・貰った直後から、「これ何?」と言われるのは切ない。
・パッと見で、「なんかのお祝いだ」もしくは、「これは自分のだ」と認識して頂きたい。

てことで、
・厚紙を家の中から見付けだした。
・100円ショップ行ってハンカチを一枚買った。
・それを4つ折にして4枚に切り分けた。
・その布で包めるくらいの大きさに厚紙切った。
・布の上に紙を乗せて、縁を巻いた。
額みたいにしたわけです。写真は撮ってないです。
大きさは丁度L版の写真くらい。葉書よりも若干小さめ。

これなら、タンスや台の上に置いたり、壁に貼ったり出来るかなと。いつでも見ていただけて、なんとなく思い出していただけるかなと。
たまたま3人中2人は「お気に入りの写真」をお持ちだったのでね、中身担当のスタッフさんは、それを張り込んでコメント書いて使って下さいました。
手前味噌ですが、悪くない見栄えでしたよ。


でもって、問題は食事で。
お好み焼きやたこ焼、焼きそばを作って、鉄板焼きパーティにしようかって話をしてたんですけど、ホーム長から
「それだと炭水化物が多すぎる」
という意見を頂きまして。
「なんなら出張寿司屋頼んでも良いよ?」

・・・ホーム長 太っ腹

吸い物と酢の物、天ぷらをこちらで用意して、なんとか母の日に負けない豪華な食卓が出来上がりました。

この出前寿司屋さんがありがたくてね。
「刻み」「極刻み」「嗜好の偏り」にもきちんと対応して下さったんですよ。
個人的特注(笑)な利用者さん用には寿司桶を使用し、あとは台の上にハランの葉を敷いてそこにどんどん並べていくの。
で、好きなものを取って頂く。
もうね、エビばっか食べてるとか、ネタだけ剥がして寿司飯は食べないとか、ワサビだけ食べちゃって大騒ぎとか、
何でもありの大盛況でした。

勿論、数人は長く座っていられなくて途中でリタイアしたり、椅子の下に水溜りが出来ちゃったり、そんな御愛嬌もありましたけど。


誰のための日とか、何のための料理とか、そんなのは割とどうでもいいんです。
楽しかった。
美味しかった。
そう思って頂けたなら。
それで充分以上じゃないかなと。