『お毒味役主丞・乾いて候』

たまには、目新しい配役の、チャンバラ重視じゃない時代劇でも。と思って。(まぁ、自己満足なんですが) 続きも放送されるんだが…要らんだろうなぁ。 *[チャンバラ][時代劇] 1983年/カラー/約90分/テレビシリーズだった為データベースには無いので、剥き出しで書く。 【原作:小池一夫小島剛夕  ナレーター: 田村亮 出演:田村正和田村高廣中山仁真行寺君枝綿引勝彦/牧冬吉ほか】 >

< 剣の達人で、しかも料理に精通し、食物中のいかなる毒をも、その唇で見分ける能力を持った男、腕下主丞(かいなげもんど)は将軍吉宗の隠し子ながら、心はいつも愛に乾き虚無の日々を送っていた。 その主丞が吉宗の身に迫る危険を救うべく内々に江戸城に迎え入れられる。そして、表向きの取締り役をつかさどる吉宗の片腕・南町奉行大岡忠相(いわゆる大岡越前守)とともに、お毒味役として将軍を守っていく。 敵は夭折した七代将軍の生母で大奥に権勢を張る月光院と吉宗に追われた伊賀忍者の頭・甲賀大浄助の二人。主丞が江戸に入ったその夜から忍者の魔剣が執拗に主丞を狙い、大奥にも甲賀くの一の女刺客たちを入り込ませ、あらゆる手段で吉宗を亡きものにしようと企むのだった…。 >
< 眠狂四郎の系譜にもつながるニヒルな剣士に適役のマサカズをはじめ、将軍吉宗にその兄の高廣、ナレーションには亮と、田村兄弟勢揃い。スリル満点アクション満載の娯楽時代劇。 脚本は、原作コンビ・小池一夫小島剛夕による、田村正和のための書き下ろし。シリーズ第一弾。 -「悲運の美剣士・腕下主丞の活躍を描く痛快娯楽時代劇」として、シリーズ化された。 --2作目「乾いて候・お毒見役必殺剣」 (1984年)  --3作目「乾いて候」 (1993年) ---題名が殆ど変わらず、作を重ねる毎に説明が減って簡素になるってのも面白い。 -【才蔵の隠れ家:掲示板 過去ログコーナーその16】:引越し後該当部分発見できず --《「乾いて候」(93年)は、舞台でやったストーリーを後から映像化したものです。来年の松竹座もあの話です。舞台の方はあの後、主丞さまが宇都宮藩に乗り込んでいって、それはそれは素晴らしい大立ち回りをみせてくれるんですよっ!!》 --《原作に近いのは前の二作の方ですね。ただ、根底に流れているものは変わらないと思います。「心が乾くということは愛に飢えているということ」(by 小池一夫センセ)みたいな(^^;》 --《93年の方が「乾き」がヒートアップしちゃってるんですよね》 >

原作があって、舞台があってのテレビ特番シリーズかな?
まぁ、今まで録ったものとはちょっと異質で、いいかも。(←だから入居者の希望とは関係ないだろって)
でも、ちょっと長いかも。(←そんなら向かないんじゃないのって…)
話が暗いかなぁ(←だったら…)
でも録る。(…あぁもう。)

< -【梟の後知恵:雑事雑考雑文編:雑事雑考.94 乾いて候(小池一夫)】 --《小池一夫原作 小島剛夕画の「乾いて候」は、吉宗の架空の子が料理と毒殺の名人で、政敵を全て暗殺していった、と言う設定。シリアスなサスペンス・ドラマだが、(TVで古畑任三郎が主演)読むに腹が減る、グルメな漫画でもあった。》 古畑任三郎って…別口の役名ですがな。 そうか。食べ物が沢山出てくるか。ちょこちょこ食べるのか。それなら、食欲増進に役立つじゃん。昼食後辺りが見時かな。 -私見 --判りやすいカット割り、適度なマッタリ感。見得切りばしばしのチャンバラもあるし。いぃんでないかな? --殺陣の動きは良く言えば艶麗。舞い踊っております。「いや、それ切ってないし」とか画面に向かって思わずツッコんでしまったり。
《舞台》 -【piece of dream:舞台が好きっ:こんなの観てきました!2000:乾いて候 パート2 -切なく生きて-」】正和さまラブ〜なレポート。 --《剣さばきは豪快にはほど遠く、あくまで優雅。目で敵を倒すって感じ。そして表情がすごいんですよ。あんな顔はテレビでは見れない。ばさっと切って、目を見開き、くわっ!と口を大きく開けて、ポーズ! もう客席大喜び。》 -【深谷絵美のHP:お仕事アルバム:乾いて候 舞台裏】 --WEBマスターは女優さんらしい。楽屋裏の写真がちょっと。 《舞台:「新」シリーズ》 -【朝日マリオン:コラム:幕の内外/新・乾いて候 そなたもおなじ野の花か】 --《メリハリのある田村のせりふ、迫力あるリアルな立ち回りもこれまでになく新鮮。そして狂気を秘めた躾(しつけ)の悪い少年のような通春役の千葉哲也名古屋弁で笑わせながら巨悪ぶりを見せる尾張藩家老の金田龍之介、窮地の中で吉宗を支える大岡忠相川野太郎らが田村をもり立てる。吉宗に北村和夫、右近に平淑恵ら。》 -【才蔵の隠れ家:田村正和館:新・乾いて候】【「新・乾いて候」コーナー】 --《ここでは、才蔵の偏見に満ちた感想を綴っています》 -【田野聖子HP:JOB HISTORY:新・乾いて候レポート】 --WEBマスターは女優さんらしい。公演詳細と、写真あり楽屋話もありのレポート日記。
-『乾いて候』:小池一夫の著作。小島剛夕作画のコミック(劇画全8巻)もある。各サイトでダウンロード版も出ている。 --ははぁ。絵だけでも雰囲気は似てる。かな。(特定サイトshopの宣伝にならず、絵が見られるところを探したんだが、公式サイトが無いから、中々無い。) -【小説・漫画の話:華別れ-小島剛夕遺稿集】 --《小島剛夕小池一夫のコンビ作品は「子連れ狼」の他にも「春が来た」「乾いて候」「ケイの凄春」「首斬り朝」「半蔵の門」等沢山あります。》の辺りで、作風を思い浮かべていただきたい。 -小池一夫 --【小池一夫&LWP(公式サイト)】 --【小池一夫プロフィール】 --【偽T氏の部屋ドッカ〜ン!:小池一夫(一雄)の世界】 ---《中でもエロスとバイオレンスの筆頭と言えば小池一夫だろう。さいとうたかをに師事し、ゴルゴ13などの脚本を書き、独立してからは青年向けコミック誌ビッグコミック」「漫画アクション」等の黎明期から携わり、今もなお第一線で活躍している。時代劇・現代劇・そしてゴルフコミックと広範囲に渡り広い知識を持ち、自ら「劇画村塾」を主催し、多数の漫画家を世に出してきた。》 -小島剛夕 --【風かをるの青春時代:小島剛夕の世界】作品リスト。希少版多数。