『男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく』<日本語字幕版>

世代を超えた定番って事で。
2時間近くと長めだけれど、『きらびやかな浅草レビューが華を添える豪華絢爛』なら問題無しでしょう。
<日本語字幕版>なら、聾者だけど本を読む入居者や、理解度はともかく字幕を読むのが好きな入居者にも対応できるんでは無いかと。
舞台は九州、ロケ地は阿蘇。出身入居者居たかな。見て判るかなぁ。

< *[定番][人情] 1978年/103分/カラー/【goo映画(解説あらすじ+キャストスタッフ)】 >
< さくらの幼馴染みで、今は松竹歌劇団(SKD)のスターとなった紅奈々子に一目惚れした寅さんは、浅草レビューへと通い詰めの毎日。 そんなところへ、九州で寅さんと知り合った青年・留吉が上京してくるが、彼もSKDの踊り子・富士しのぶに夢中になってしまって・・・。 >
< 「青年、女にふられたときは、じっと耐えて、一言も口をきかず、だまって背中を見せて去るのが、男というものじゃないか。」(寅さんが留吉へ) 「小学校の時分は俺はサーカスに入りたくってな、忘れもしねえよ。中学の頃にゃ、テキ屋に憧れて、四谷、赤坂、麹町、チャラチャラ流れるお茶の水、イキなねえちゃん立ちションベン---まあ、俺なりに貧しい小さな夢を抱いていたんだが、結局 今はこうやって……あれ、俺やっぱりそれやってんのか。」 -【九州の温泉 田の原温泉・熊本】 --《「5月だったから湯煙があがらないので、線香の束を燃やして湯煙を作っていましたよ」という裏話も披露。》 -【甘崎庵:映画鑑賞:1978年】 --《今回寅さんの恋の行方はパターンで振られる役だけど、同じSKDを舞台にしてるとは言え、二つの恋物語が変にちぐはぐになってしまってて、バランスが良くないようにも感じてしまった。》 --《浅草国際劇場でレビューされていた今は無きSKD(松竹歌劇団)を後押しすべく作られた作品なんだろうけど、かえってその舞台裏の汚さというものを見せることになったのは失敗じゃないかな?》 -【男はつらいよ全48作品大放送】 --《この年、映画「未知との遭遇」が公開され、ピンクレディーの「UFO」が大ヒットしました。こうした世相が“くすぐり”として盛り込まれているところが、寅さん映画の楽しみですね》 その曲はBGMにも使われてる 寅さんの夢として、とらやにUFOが出現。かぐや姫よろしく「私はホンモノじゃない。第三惑星から来たんです」とかなんとか言って去っていく。