『香港クレージー作戦』

詳しいあらすじを読む(観ろって?)に、内容がドタバタより筋道重視かな?って感もあるが、チンドン屋も出てくるらしいし、昔の香港が見られるし、カラー・昭和コメディー・メジャー処なら、楽しんでいただけるでしょ。って事で。 シリーズを集めてるわけでも、選り抜きをしているワケでも無く、行き当たりばったりに録画している。確か、以前にもクレージーシリーズは撮った。 *[喜劇][挿入歌あり] 1963年/93分/カラー/【goo映画(解説あらすじ+キャストスタッフ)】 >

< 第百商事のC調営業マン・植田等(植木)が住む“呑ん平横丁”の店主らは、中国資本によるビルの建設に伴う立ち退き問題で大騒ぎ。植田は単身香港に乗り込んで中国人を煙にまき、まんまと香港の目抜き通りのビルを借りることに成功。みんなと共同でレストランを経営することになった! >
< クレージー・キャッツが香港にガチョーンと爆笑の殴り込み!香港長期ロケを敢行した痛快爆笑喜劇。 東宝「クレージー」シリーズ第3弾。 -【B&C ZONE】 --《映画の冒頭で植木氏扮するスーダラ無責任社員植田等が仕事を適当に済ませ家に帰って昼寝を(朝から寝てる)し、その後起きてから勤務時間終了間際までサウナ(昔のトルコ風呂)に入りびたっているシーンが面白い。》 -主題歌が『めんどうみたヨ』 挿入歌が『股旅の歌』『どうせやるなら』『ショボクレ人生』『音楽コント』だとか。 -【きまぐれ・こだわり歌謡】 --『めんどうみたヨ』♪背なに満月 さげをのたすき〜♪の中には「どこへ行くったって、どこへ行きゃいいんだ・・・いいたかねえけど、めんどうみたヨ」という台詞が入るらしい。 --《セリフの部分を抜いて歌だけで聞くとこの曲は股旅歌謡の傑作で、植木等の朗々とした歌声はそれを見事に歌いきっている。》 -【B&C ZONE】 --『どうせやるなら』《どうせやるならデッカイことやろう/庭のお池でクジラ釣り/月の世界に別荘建ててそんなこっちゃ まだまだ序の口さぁ〜♪》 -【徒然草:「ショボクレ人生」の刑法的考察】 --『ショボクレ人生』♪バーやキャバレーじゃ 灰皿盗み〜♪ --《(この歌の中で)「ショボクレたこと」と言われているのは,ほとんどが犯罪である。》のだそうな。軽犯罪だけど。人気俳優が「やっちゃったぁ」と歌えるくらいなんだから、大らかである。とし(そういう内容か?)、検挙の変遷を不況と警察システムに絡めて話を進め、《軽微事件で忙しくなるくらいなら,被害者の声に耳を傾けて,巨悪を取り締まってほしいものである。》等と結んでいる。 -歌詞歌いだし部は【クレージーキャッツ/ディスコグラフィー】より
-『でかんしょ節』に、「どうせやるならでっかいことなされ /奈良の大仏 屁で飛ばせ/どうせやるならこんまいことなされ/ノミの金玉 やりで突け」ってのがあったね。「どうせやるならでっかいことやれよヨイヨイ/奈良の大仏屁で飛ばす」ってのもある。こっちは寮歌らしい。他にも地域性に富んだバージョンがありそうだ。 --でかんしょの語源: ---1.「出稼ぎしよう」が変化 ---2.「徹今宵(てっこんしょう)」“今宵は徹夜で騒ごう”から転じた ---3.デカルト・カント・ショーペンハウエルの頭文字をとった。…前後との関連性は気にしちゃいかんのだろうな。