新地へ

寝こけていたら電話で起こされた。
5月に異動したワーカーM氏。急遽地元へ帰っていたのは知っていたが理由は聞けなかった。

地元で仕事が決まったと。
面接に行っていたらしい。
開設3年目の特養で、新しく増設する部分の主任格での採用らしい。
今までの長い経験は勿論だが、事務所への異動が役に立ったと。
巡り合せってあるんだ。助かったよと。
ケアマネも取らないとなぁ。と苦笑していた。

本当に普通のマンションみたいだ。
入居者と職員がとても落ち着いているよ。
監査では色々引っかかったみたいだが、「入居者第一」が徹底されているんだ。

一緒に行かないか。
ワーカーを探してるんだ。
勉強になるよ。

確かに、そんな処で働けたら世界観が変わるだろう。
この仕事を続けていく上で、何よりのプラスになるだろう。
しかし流石に海峡越えての通勤は出来ないし、自分は此処に住んでいたい。
「見学に行かせてもらうよ」

7月の中旬から移るらしい。
どんなところなのか。楽しみだ。