今日のポカ

昼食後。担当ユニットにて。
自力で食事中のA氏を食堂に残しぼちぼち食了者の排泄介助に入る。
一人終えて戻ってくるとA氏も食べ終わった模様。
さて食後薬を飲んでいただきましょうと薬を置いていたカウンターを見てみたらば。

・・・有りません。正確に言うと一部しか在りません。そしてカプセルには噛んだ跡。
・・・・・・? イヤナヨカン。
カウンター越しから喫煙所に居たB氏が「いつもうろうろしてる人が何かやってたよ」と。

やられたっ
最近頓に異食がパワーアップしているC氏に違いない。

トイレに行きたそうなD氏に待ったをかけ薬庫へ走り込む。別ユニットに居る看護士を呼ぶと同時に残っていた薬を看護士の机に置き、新しい食後薬と内容を見比べる。
A氏の昼食後薬は多い。その中には処方外の人が飲んだらとんでもないことになるものもあるのだ。

幸い(?)減っていたのは腸内ガス抜きの錠剤のみ。まぁC氏もお腹が張っているけれど。ってそういう問題ではない。ありませんっ。
齧ったらしいカプセルの中身は非常にニガイ(そして危険)。ガス抜きの錠剤は糖衣。回りだけ舐めて吐き出してくれてれば嬉しいけど、おそらく瞬時に噛み砕いているだろうな。あぁ何てこった。

看護士にはもちろん、他のワーカーに伝えて回る。
食堂に戻ると待ちくたびれたD氏がヘソを曲げてしまっていた。
なだめてすかしてトイレに同行。
B氏の部屋に向かい礼を述べる。
焦った顔を見せてもらっちゃったわと笑われる。あうう。

薬をカウンターに出しっ放しにしていた自分のミス。事故報告書を作成中も看護士に怒られる。平身低頭。
今後二度と有ってはならないミスでございます。

その後もC氏は戸棚に入っていたお手玉を持ち出し解体し、中身のジュズ球(植物)をボリボリ食っておりました。