指示の受け取り方
天気の良い日。
他のワーカーが散歩に出払ってしまい、早番の私だけ残ってた昼下がり。
早番が担う仕事の一つに入浴があって。
散歩の出掛けにリーダーから、「お風呂は無理しなくて良いから」と指示を受けていた。
うちのGHの事務員さんとホーム長はとても協力的な方で、事務仕事の傍ら入居者さんのちょっとしたケアや、食事作りを手伝って下さる。
今日も事務員さんがフロアに出て、散歩に行かない残留組の見守り・傾聴をして下さっていた。
洗濯だのオヤツの準備だのが一区切り付いて時間が空いたので、“無理”じゃないな。と思った私は、要介助な入居者さんをお風呂に誘った。
散歩から帰ってきたリーダーさんに言われた言葉は、「どうして(お風呂に)入れたの?」
初めは何がいけなかったのか解らなかった。
バイタルも正常だったし、入浴禁止の申し送りも無かったし…
「無理ではなかったから…」「フロアには事務員さんが居てくれたし…」
そう思った。
でも違ったんだ。私はフロアに居なくちゃならなかったんだ。
「事務員さんはあくまでも事務の人。ワーカーじゃないんだよ。フロアにワーカーが誰も居ない状態で、万が一事故があったらどうするの?
入浴は急務じゃありません。優先順位をしっかり把握してくれなくちゃ。」
事務員さんは好意でフロアに出てくれてたのであって、いわばボランティア。私より有能な方であったとはいえ、フロアを守るのは私の仕事。
お任せしちゃいけなかったんだ。
仮にもワーカーの端くれなら、「ここは大丈夫です。」くらい言えなくてどうする。
「無理しなくていい」という言葉を、上っ面しか読み取ってなかった。
ワーカーとしての自覚が無かった。
事務員さんには「怒られちゃってごめんね」なんて言わせちゃったし。
責任って事に対して、認識を改めないとな。と思った出来事でした。