書道の日

ホーム長のお母様が、書道の先生として来訪して下さる。

月に一度(多分)、第一月曜日と決まってはいるけれど、特に「クラブ」と定めての活動じゃなくて、参加者も人数もまちまちらしい。
その時に希望者を募って、大体14時から15時くらいを目安にしている様子。
その後、おやつを食べて解散。な流れ。

多目的ホールみたいな設備は無いからフロア(食堂)を使うんだけど、2階でやったり、1階でやったりするらしい。
今回は一階でやるので、2階からの参加者はエレベーターから続々登場。

墨から摺るのではなく、墨汁を使う。
書道用の下敷きは、先生の自腹。
その下に敷く新聞紙は、ワーカーが周囲を色ガムテープで補強した二つ折りを使ってるんだけど、「折り目部分が段差になって書き難い」とクレームが出たらしく、どうしたらいいか検討中だとか。

今日は、先生の見本を見ながら、ひらがなの練習。
次回が本番で、枠に嵌めて部屋の表札を作るんだとか。


団体活動がお好きじゃないらしく、今まで一度も参加したことが無いというTさんが初参加。
なかなかに味のある筆運びだなぁと思ってたら、乗ってきたらしく左手が右手首の下に添えられた。
本格派じゃんね。
どうも体が利かなくなる以前は、段持ちレベルだったらしい。

「いつもはやってるんだけど、今日は気乗りがしない」と遠巻きに眺めているだけだったOさんも、始まってから30分を過ぎた頃になって、
「お邪魔しますね」と参加なさった。

「墨を取って下さる?」「(硯を)一緒に仲良く使いましょうね」なんて、入居者さん同士の会話があったり。
いいなぁこういう感じ。