壁新聞の意義

「やっぱり出来上がりが違う」とか、おだててもらっても、自分がそうは思わないので嬉しい笑顔が作れない。

O氏に、けっこう家族とか入居者とか見てるんだよ。
といわれて驚く。嬉しい。そうなんだ。
「紙とかどうしてんの。」
心配していただいた。

更には、相談員の所に連れてってくれて、「このひと自腹切ってんだよ。出してやってくんない?」だって。すっかり挙動不審。涙でるかと思った。
「役に立ってるんだから、ちゃんと貰わないとダメだ」
さすが介護職というか、人を把握するのが仕事というか。プロだなぁ。
素質だけじゃないよねきっと。身に付いてるんだ。

優しい事言われるとすぐ舞い上がる。
よーしがんばるぞとか単純にその気になってしまう。

どうせ自己満足だと思ってたから、御座なりになってた。
撮り方もその場凌ぎだったし壁新聞を想定して撮る割合も少なくなってた。
紙面作りもいい加減になってた。(もともとたいしたもの作れないのに)
熱意が薄れてた。飽きても来ていたんだろうと思う。
O氏は常々、「継続できない思いつきのサービスはプランに組み込まれるべきではない」って言ってたっけ。
気が付いたら3年程度単位で職を変えており、それが環境の変化の所為だと思ってたんだが、
実は自分が飽きっぽいんだ。根気が無いんだ。熱しやすく冷めやすいんだと愕然とした事を思い出した。
ちょっと反省。
初心わするるべからず。不言実行。母親がよく諌めてくれてたっけ。
ちゃんと思い出さないと。
そういえば、本人や家族は写真を持ってって食える人中心に撮っちゃってたな。
本末転倒ってか、目的が違っちゃってたかな。

さっそく「写真あるか。見たい。欲しい。」と言ってくれた入居者用の写真ファイルを100円shopでホクホク購入。
何色が好きかと聞いたら黄色だというので表紙の色はそれできまり。片麻痺なのでケースは邪魔かなと思い置いといたら勝手に開いちゃうくらいのごついものにした。これなら触った程度で開くだろう。
レベル低下してるかもしれないので柔らかい素材の蓋なし箱も買ってみた。
ファイルに今の分以降の写真を入れるのは、ワーカーがやる事になるだろう。
いちいちファイルに写真を一枚ずつ入れるのって、結構手間なんだよね。時間が余ってるわけじゃないし。

ついでに、今まで作った壁新聞もどきを各一でプリントアウトしようと思い立つ。
すっかり舞い上がっております。A4のサイドインファイルも購入してみたり。