1ヶ月ぶりに訪問

今月分の音楽療法歌詞表を書きに行きがてら、壁新聞を貼ったり、個人的にプリントアウトしたものを渡したりしながらご無沙汰していた入居者に挨拶回り。
知らない人間に対して不穏になる入居者には注意を払った。
ワーカーの認識が出来る人には顔を忘れられては居なかったし、プリントアウトしたものを届けた人には「見ると思い出すわぁ。嬉しい」と言って頂き。
久しぶりに群れに戻った気分になった。
新しいワーカーさんにも御挨拶。職業柄、「あんたダレ?」な扱いは受けないので、落ち込まなくてすんだ。

レベルの落ちやすい春という季節。皆さんソコハカトナクイイカンジ。
「もうダメ。もう歩けない。車椅子乗せれー」「ちょっと其処まで一緒に行ってみよう」だった人が、「ヨイショ…」「おっとっと!…椅子で行きましょうか」になってたり、
目の縁に“お化粧”していたり。(いつもぶつける所が同じ…)
食べると嘔吐し、拒食が始まってた人が骨皮筋子。案山子の如しになっていたり。
肺が悪化し入院していたり。
転倒後の車椅子使用が定着してしまい、ちょっと肥えちゃった人が居たり。
かと思えば脳梗塞で寝たきりになってた人が「もう、寝るんだよ。(だから部屋から出てけ)」と話せる様にまでなっていたり。この人は水分を頑として取らないサボテンさんで、食事介助になってから補給がし易く(失礼)なっていたのに、力が付いてきたからワーカーの手を撥ね退けられる様になったとか。
元気になるのは喜ばしいんだが、違う部分が快方に向って欲しいやねとワーカーと苦笑。

ワーカー同士の雰囲気も、ビミョウに尖ってる感じがするのは気のせいなのか。
まぁ、ごっちゃり入った新人さんに付かなくちゃならず、人数は多いけど人手が足りなくなる時期だから、そんなもんかもしれん。
きりきりキビキビしたワーカーとは裏腹に、のんびりまったりさせてもらってて申し訳ないくらいだが、まぁそんな雰囲気もあっていいかな。って事で。

ワーカーから、「御寿司あるよ」と声が掛かる。出前食の日だったらしい。その残りをくれるという。豚汁もあるらしい。なんとデザートの苺まで残ってるらしい。
きゃっほう。
早く着ていた夜勤ワーカーと半分こ。ロクなもの食べてなかったから、感謝感激。
満腹になてうろうろしていたら、昨日で賞味期限切れてたの見つけた。とドラ焼きを貰った。
「爆弾処理班」顕在!もちろん頂きます。とホクホク。…していたら、「鯛焼きが食べたい」と徘徊する入居者と遭遇。…。近くの椅子で半分こ。しようと思ったら、トイレ帰りの入居者が二人通りかかる。…1/4しか食べられなかった。