新しい入居者、お試しショートステイ

フリー勤務だったので受け入れ担当となる。
精神分裂の70歳。女性最年少だ。(なんか年少って字が似合わないなぁ)
昭和生まれから明治まで。56歳から100歳まで。下手すれば3世代家族ですな。でも皆さん同じご飯を一緒に食う。

とても穏やかな方で、気の強い入居者に当たられたり、不穏中の入居者の面前に居たら泣いてしまいそう。
精神疾患所有なので、何が地雷になるか解らない怖さはあるが、フロアが平穏であれば何ら問題は無いかとすら感じてしまう。
介護度も低く、存在感も薄い。

入居決定なのだけれど本人の状態を鑑み、この場所や人に慣れて頂く為の段階的処置。
今回は二晩。次はもう少し長く。そしていつかは帰れなくなる。うーむ。

ありがたいのは人間関係に臆病でない事。実は当初、引きこもりが一番の眼目だったのだ。
鬱傾向が強く、テンションが不定期 且つ 要因無しに(これは怖いよー)アップダウンする入居者が居る。不眠徘徊の常習者だ。
このタイプが増えるのは危険だったから。居室が隣だし。
相乗効果ならぬ相除効果が起こりかねなかったから。
記録には以前居た施設で同室者にイジメられ、状態が悪化したとあったし。

まぁ来所初日では何とも言えんが、ここでは個室だし、他入居者とトランプもしている。笑顔も見られる。
さてさて、どうなることやら。